蒲田の駅ビル内、Le Maisonでランチ!

娘は駅ビルを歩きまわるのが好きで、1歳の頃からよく蒲田や大森の駅ビルにいっしょに行きます。最近は、歩きまわるよりも走り回る方が多いように思います。

「Le Maison」は3階にあって、行ったことのない人にはちょっとうまく説明できないのですが、構造的には、そこは一番よく通る場所にあります。なので、いつも視界には入っていたはずなのですが、白を基調とした外観と、その中にはほとんどが女性客がいて、なんだかわたしには「メルヘンチック」に映っていて、無意識のうちに「ここは自分の場所ではない」と判断していました。

 

最近、うちの娘は近所を散歩していても、花を見つけると、すぐに足を止めてとても嬉しそうに笑うのです。以前は恐竜やワニなどの爬虫類が好きで、電車や飛行機なども好きだったので、男の子っぽいのかな?と思っていたのですが、このところ、急に女の子っぽくなってきました。タブレットのゲームアプリでも、子猫やひよこを世話するゲームなどを自分でインストールして面倒を見てやっているのですが、まるで赤ちゃんがもっと小さな赤ちゃんを世話しているようで、ほんとに可笑しいのです。

 

今日は、ママに少し、自分だけの静かな時間を与えてあげたくて、例によって、駅ビルをブラつきに行きました。ちょうど昼時に近づいていて小腹が空いていたので、どこかに入ろうと思った時に、ものすごくGirlyな「Le Maison」が目に入ってきて、自然と「今日はここにしよう」と、なんの躊躇もなく入れました。

 

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パスタはもちもちとした歯ごたえなのですが、なんだか妙に作り物っぽく感じました。もしかすると、ちゃんとシェフがこねているのかもしれませんが、工業製品を食べているような感じで変な気分でした。まあ、値段相応の味といったところですかね。

 

娘はけっこう気に入ってくれてモリモリ食べていたのでなによりです!

しかし、ちょっと気になったのは、隣には、最初は服装の趣味からかなり若いのかと思ったのですが、帰りがけにちらっと顔を見てみると、実はけっこういってる感じの女性がいて、フィナンシャルプランナーの資格本をひざに置きながら、大っきめの電卓をバチバチ打っているのです。

べつにうるさいとか、迷惑だとか、っていうわけではないのですが、彼女もイチゴの乗ったケーキを半分食べて、カフェラテかなにかを飲んでいて、しっかりと「Girlyな世界」に溶け込んでいるようでいて、でもその「電卓バチバチ」がものすごく違和感があって、正直なんだか不愉快な気持ちになりました。が、すぐに「あぁ、これが現代の東京社会」というものなんだろうなぁ、となんとなく腑に落ちた気もしました。

 

先述の通り、 娘の態度や好みが急速に「女の子っぽく」なっていくにつれて、日に日に「女性がこれからの競争社会をどう生きていくのか?」という疑問が大きくなってきているようです。

娘の行動を見ていて思うのは、やはり文化的に、女の子は花を見てキレイだと思って幸せを感じ、小さな赤ちゃんを見ては、ごはんを食べさせてあげたり、キレイにしてあげようとするのです。(ちなみに、当の本人は最近、シャワーを浴びるのが嫌いになってしまったようで、毎日、ママは苦労しているのですが。。。)

職業選択の自由が保証されている現代社会で、女性が「もし、純粋に好きな職業を選んでよい」という条件のもとに身の回りにある職業を見渡せば、まずまちがいなくフィナンシャルプランナーなんてものは選ばないわけです。もちろん、プログラマーやエンジニアっていうのも、たいていの場合は「自分のなるべきものではない」と感じるでしょう。

弁護士や会計士になる女性はけっこういますが、「純粋に好きに選んで」そういう職業に就いているのでしょうか? まだ機会に恵まれず、そういう職業の女性とじっくり話したことはないのですが、推察するに、かなりの割合で、親も弁護士や会計士だったというパターンは多いのではないでしょうか。

金融機関にはアメリカ本社のものと、日本本社の2社で働いたことがあるのですが、親やもっとその前の世代からずっと銀行家という人もちょくちょくいました。

 

今こうしてブログを書きながら思うことは、自分の子供が男の子か女の子かに関わらず、Youtubeにいい感じの動画をアップできるだけのスキルや、ブログでなにかを表現したり、継続的に情報を発信し続けられるような素養を磨いておくほうが、今後、国際情勢はめまぐるしく変化していき、予想が難しいですが、どんな状況にも対処していけるのではないでしょうか。

 

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