依存症とは何か? ほとんどの人が誤解していること


Everything you think you know about addiction is wrong | Johann Hari

 

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↑画面右下の「設定」ボタンから日本語字幕を選択できますので、ぜひ彼の主張を聞いてみてください。みなさんが「依存症」や「中毒」について思い込んでいるものがいかに間違っているかが判るはずです。

 


CSIラスベガス 規則がどうであれ君が必要だ

↑2000年公開の人気ドラマ、CSIラスベガスではウォリックは完全なギャンブル依存症です。が、そのせいで同僚が死んでしまいます。しかし、主任は彼の能力を高く評価してくれていて、彼は「生まれ変わります」と誓います。

つまり、主任との心のつながりが確信できたことで、ギャンブルの誘惑を完全に断ち切ろうと思えたというわけです。

 

以前の同僚の一人は結婚し、子供ができたことがきっかけでタバコをやめました。多少の禁断症状は出たそうですが、それほどキツくはなかったそうです。また、たまに飲んだ時には無性に吸いたくなって久しぶりに吸うこともあるそうですが、だからといってまた常習化するわけでもないそうです。

わたしの娘とほぼ同い年の子供を持っていたので、彼とはいろんな話をしましたが、結婚生活は非常にうまくいっているようでした。彼にとっては「結婚・子供」という守るべきものがあり、その文脈の中に仕事があり、銀行でのプログラミング業務ということでしばしば面倒くさいことが起こるのですが彼は常に大人の対応を貫いていました。そういう社会とのつながりがしっかりと築けている中、「タバコを吸い続ければ、そう遠くない将来、ガンになって家族を残して闘病生活に入ることになりはしないかとおびえ続けるのか?それとも、タバコをやめるのか?」という葛藤が生じたとき、守るべきもの、社会とのつながりがしっかりしていれば、依存症から抜けることはそう難しくないということです。

逆に考えると、タバコやギャンブル、酒や甘いもの脂っこいものなど、抜け出せない人を多く見ますが、彼らは社会とのつながりをうまく築けず、守るべきものがあることがかえってプレッシャーとなって強いストレスにさらされていることが推測されるわけです。では、そういう難しい状況をウォリックやわたしの以前の同僚のように、うまく切り抜けることができるのでしょうか? 実はこれは非常に深い問題なのです。わたしにははっきりとした答えは言えませんが、 すごく大雑把に言うなら「いろんなことを器用にこなせる能力」ということだと思っています。

たとえば、絵をうまく描ける、計算が早い、記憶力がいい、運動神経がいい、歌がうまい、手先が器用などなどのありふれた能力から、これは非常に不公平なことではありますが、やはり容姿に恵まれている、背が高いなどの身体的な特徴も大いに関係しているでしょう。

逆に学歴は高いのに、出世できず、結婚もできず、あるいは結婚はしたものの喧嘩ばかりだったり、すぐに離婚してしまったりという人も多いでしょう。高学歴だからと言って「いろんなことを器用にこなせる」わけではないということです。 

 

ちなみにわたしの娘は今、メインの言語は英語で、日本語や中国語はほとんど話しませんが、聞いてだいたいのことは理解できています。言語の面では「器用にこなせている」ので、4歳になってからは、いろんな運動や楽器を楽しめるように配慮しています。100歳まで生きるのが珍しくない時代だといわれることが多い昨今。娘の人生にも様々な岐路が待ち受けているでしょう。ときには困難に見舞われることもあるとは思うのですが、それをうまく乗り切るにはなにが必要なのでしょうか?そこには単純な答えはないと思っています。つねにできるだけ複眼的にものごとを見るようにし、可能な限り多くの選択肢のなかから比較検討する以外には道はないのではないでしょうか。 

 

子供と公園で遊んだりしていると、2歳3歳のころは、たとえばブランコを独り占めしていつまでも他の子に譲らなかったり、おもちゃを他の子から奪ったり、気に食わないことがあると相手をぶったりするのを見て、多くの親は「えっ?うちの子、このままとんでもない問題児になったらどうしよう???」と不安になるものです。わたしも一瞬そういう想像が頭をよぎらないわけではありません。むしろ、ちょっとした兆候から未来を推測し、それに対して適切な対策を打つというのは人類の英知そのものです。

しかし、その未来予想が的外れならどうでしょうか?

自分のことや幼馴染のことを振り返ってみましょう。たとえば小さいころは内気で引っ込み思案だった子が大きくなったら社交的で目立ちたがり屋になることもあります。あるいは、小さいころはいじめっ子だったのに大きくなったら不義を憎み、面倒見のいいひとになることもあるでしょう。

もう少し、身近な話で、依存症あるいは中毒ということを考えてみましょう。

子供にチョコレートをあげたら、ほんとに中毒になってしまうのでしょうか?

子供にゲームをやらせたら、ほんとに依存症になってしまうのでしょうか?

もう一度、最初の動画の主張を思い出してください。周りの人間や社会とのつながりを感じられず常に不安にさいなまれているような人間が依存症などから抜け出すことができないのです。もし、親御さんが子供のことを信頼せず、あれもダメこれもダメ、ああしろこうしろと口うるさく言い続けるほうがリスクが高くないですかね?

宿題やってテストで高い点数を取ったからと言って「いろんなことを器用にこなせる」わけではないとしたら、苦境に立たされた時に酒やギャンブルなどに溺れて抜け出せなくなりはしないでしょうか?

子供にストレスを与えると成長を妨げることになります。宿題やテストという目先の安心感を求めて、上っ面な「能力」を追い求めていないでしょうか?

子供がなにかに夢中になっているときに、脳の深いところ、あるいは体中の神経細胞に心地よい刺激が与えられているのです。それこそが「成長の糧」なのです。それを「中毒になるから」と言って大幅に制限を加えて、やりたくもない宿題を強要しストレスを与えているとしたら、わたしの目から見れば、自ら子供の将来を傷つけているとしか思えないのです。

 

これからいくつかビデオを紹介しますので、有能な人間とはなにかを考えてみましょう。ただ、ママの言うことを大人しく聞いて宿題をやってテストで高得点を取った者が厳しい競争のなかで、高いパフォーマンスを発揮し続けることはできるでしょうか?

 


ザ・プラクティス 憲法の達人が必要


ER 救急救命室 ベントン、テープを聴きながらイメージトレーニング


ザ・プラクティス ユージーン、目撃者の証言を巧みに切り崩す #2


CSIラスベガス ルーフ・ダスト、太陽熱を通さないから冷房代を節約 ダミーを使って検証、コンピュータ・シミュレーションは使わない


ER 救急救命室 カーター、手術室で部長に少し認められる スーザン、心臓病専門医にいびられる、グリーン、甘く見られるな

 

 

では逆に次に見せるビデオはどうでしょうか?

「いろんなことを器用にこなせる」人たちでしょうか? そして、うまくできる人とできない人を分けるものはなんなのか、じっくりと考えてみましょう。


ザ・プラクティス 露出癖の男の主張


ER 救急救命室 90年代アメリカ 情報スーパーハイウェイっていうのが一番頭にくる!


クローズアップ現代+▽ごみマンション急増!?▽ナースも教師もなぜ▽新たな孤立?

↑ここで紹介される人たちはみんな「まじめな日本人」だと思いませんか?

でも、過酷な労働環境の中で「器用にこなせる」レベルを超えてしまって、仕事が追いつかない、気持ちの整理が追いつかない、掃除にまで手が回らない、ということでこのような状況に陥ってしまうわけです。お勉強だけではなく、子供のうちから、幅広い分野での感性や感覚を養っておくことが、このようなパターンを防ぐ唯一の方法だとわたしは考えています。

簡単なことではないかもしれません。しかし、発想の転換をすれば必ずしも不可能ではありません。わたしの提案としては、このお菓子はよくない、とか、このゲームは良くない、という固定観念に執着せずに、大人しく言うことを聞かせる、とか、宿題をちゃんと毎日やる、とか、単純で親にとって都合の良い枠を押し付けないことです。 

 

 

最後に「ロー・アンド・オーダー」シーズン1から酒の依存症から抜け出した男を紹介したいと思います。


ロー・アンド・オーダー 酔っぱらっているようには見えなくても、問題行動を犯すことはある

 

Inkscape 重なりあうサークルのInfographic


Inkscape Beginner Tutorial: Overlapping Circle Infographic

 

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今日の仕上がり!

今回はかなりお手本に忠実にやってみました。これまではちょっとアーティスティックなテクが多かったのですが、今回は「Infographic」ということで、アート的な要素はそれほどなく、すっきりと情報を伝えるためのデザイン。

こういう題材だからこそ、Inkscapeに備わっているこまごまとした機能がたくさんあることに驚かされます。Open Sourceのフリーツールでありながら、ここまで奥が深いとはほんとに感動です!

 

Inkscape ライン・アート ロゴ


Inkscape Tutorial: Line Art Logo Text

 

このチュートリアルで覚えたこと

・パスのカット

かなり単調な作業の繰り返しも多かったのですが、最初はなにをやっているのか分からなかった「パスのカット」をしっかりと理解することができました。やはり、プロっぽいデザインを目指すなら、そのような単調な作業もテキパキやっつけられないとダメですよね!

 

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_あれぇ? Inkscape上で見るのと、だいぶ色合いが違うなぁ。プロを目指すなら、こういうところも解決しなきゃダメですね。。。

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Inkscape 今日もニックさんのチュートリアルをやってみる Tech Circles


Inkscape for Beginners: Retro Style Text Tutorial

このロゴがカッコいいなぁと思ったので、やってみたのですが、どうもうまくいきませんでした。

あまりこだわっていてもしかたがないので、別のにチャレンジ!

 


Inkscape Tutorial: Vector Liquid Text

こちらもうまくいきませんでした。どうやらこれらの動画は「Version 0.42」を使っているのですが、わたしの環境では「0.92」。いちおう、プログラマーの端くれだったわたしにはバージョン違いでうまく動かないというのは、よくあることなので別に驚きはしませんが、やはり初心者にはかなり苛立たしい問題ですよね。

 


Inkscape Tutorial: Tech Circles

もちろん、バージョン違いがあった場合にどう対処すべきなのかを覚えるのは、ゆくゆくプロになっていくときには避けては通れないことですが、まだわたしはかなり初歩の機能でさえもしっかりとは身についていないので、「基本の反復練習」に注力することにしました。

 

今日の完成図。

円の使い方、とくにそのストロークをうまく利用することで、ちょっと近未来っぽいデザインを作ることができることを学びました!

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うしろが白だとなんだかあっさりし過ぎてるなぁと思って、背景を遊んでみたのですが、うーん、今度はもっと、サークルを明るい色に変えないと、全体が埋もれてしまったかも。。。

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Inkscape HalfTone Globe タイルクローンとLattice Deformation


HalfTone Globe Logo - Inkscape Tutorial

 

実にいろんな機能が備わっているものです。Inkscapeにはつくづく感心させられますよ。

今日のテクニック:

タイルクローンとLattice Deformation

 

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Inkscape Tutorial: Halftone Heart Pattern

 

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蒲田の駅ビル内、Le Maisonでランチ!

娘は駅ビルを歩きまわるのが好きで、1歳の頃からよく蒲田や大森の駅ビルにいっしょに行きます。最近は、歩きまわるよりも走り回る方が多いように思います。

「Le Maison」は3階にあって、行ったことのない人にはちょっとうまく説明できないのですが、構造的には、そこは一番よく通る場所にあります。なので、いつも視界には入っていたはずなのですが、白を基調とした外観と、その中にはほとんどが女性客がいて、なんだかわたしには「メルヘンチック」に映っていて、無意識のうちに「ここは自分の場所ではない」と判断していました。

 

最近、うちの娘は近所を散歩していても、花を見つけると、すぐに足を止めてとても嬉しそうに笑うのです。以前は恐竜やワニなどの爬虫類が好きで、電車や飛行機なども好きだったので、男の子っぽいのかな?と思っていたのですが、このところ、急に女の子っぽくなってきました。タブレットのゲームアプリでも、子猫やひよこを世話するゲームなどを自分でインストールして面倒を見てやっているのですが、まるで赤ちゃんがもっと小さな赤ちゃんを世話しているようで、ほんとに可笑しいのです。

 

今日は、ママに少し、自分だけの静かな時間を与えてあげたくて、例によって、駅ビルをブラつきに行きました。ちょうど昼時に近づいていて小腹が空いていたので、どこかに入ろうと思った時に、ものすごくGirlyな「Le Maison」が目に入ってきて、自然と「今日はここにしよう」と、なんの躊躇もなく入れました。

 

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パスタはもちもちとした歯ごたえなのですが、なんだか妙に作り物っぽく感じました。もしかすると、ちゃんとシェフがこねているのかもしれませんが、工業製品を食べているような感じで変な気分でした。まあ、値段相応の味といったところですかね。

 

娘はけっこう気に入ってくれてモリモリ食べていたのでなによりです!

しかし、ちょっと気になったのは、隣には、最初は服装の趣味からかなり若いのかと思ったのですが、帰りがけにちらっと顔を見てみると、実はけっこういってる感じの女性がいて、フィナンシャルプランナーの資格本をひざに置きながら、大っきめの電卓をバチバチ打っているのです。

べつにうるさいとか、迷惑だとか、っていうわけではないのですが、彼女もイチゴの乗ったケーキを半分食べて、カフェラテかなにかを飲んでいて、しっかりと「Girlyな世界」に溶け込んでいるようでいて、でもその「電卓バチバチ」がものすごく違和感があって、正直なんだか不愉快な気持ちになりました。が、すぐに「あぁ、これが現代の東京社会」というものなんだろうなぁ、となんとなく腑に落ちた気もしました。

 

先述の通り、 娘の態度や好みが急速に「女の子っぽく」なっていくにつれて、日に日に「女性がこれからの競争社会をどう生きていくのか?」という疑問が大きくなってきているようです。

娘の行動を見ていて思うのは、やはり文化的に、女の子は花を見てキレイだと思って幸せを感じ、小さな赤ちゃんを見ては、ごはんを食べさせてあげたり、キレイにしてあげようとするのです。(ちなみに、当の本人は最近、シャワーを浴びるのが嫌いになってしまったようで、毎日、ママは苦労しているのですが。。。)

職業選択の自由が保証されている現代社会で、女性が「もし、純粋に好きな職業を選んでよい」という条件のもとに身の回りにある職業を見渡せば、まずまちがいなくフィナンシャルプランナーなんてものは選ばないわけです。もちろん、プログラマーやエンジニアっていうのも、たいていの場合は「自分のなるべきものではない」と感じるでしょう。

弁護士や会計士になる女性はけっこういますが、「純粋に好きに選んで」そういう職業に就いているのでしょうか? まだ機会に恵まれず、そういう職業の女性とじっくり話したことはないのですが、推察するに、かなりの割合で、親も弁護士や会計士だったというパターンは多いのではないでしょうか。

金融機関にはアメリカ本社のものと、日本本社の2社で働いたことがあるのですが、親やもっとその前の世代からずっと銀行家という人もちょくちょくいました。

 

今こうしてブログを書きながら思うことは、自分の子供が男の子か女の子かに関わらず、Youtubeにいい感じの動画をアップできるだけのスキルや、ブログでなにかを表現したり、継続的に情報を発信し続けられるような素養を磨いておくほうが、今後、国際情勢はめまぐるしく変化していき、予想が難しいですが、どんな状況にも対処していけるのではないでしょうか。

 

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コスパ最高の土曜日


ピアノの練習 ソナタ月光 枯葉

「ピアノ」は高コスパじゃないだろ!と言われそうですが、18歳のときにちょうど10万円くらいで購入。それから気がつけば22年が経過。ざっと計算すると、月額400円くらい。アマゾンのプライム会員と同じくらいで、時間があるなら毎日いくらでも楽しめることを考えたら、けっして高くないですよね。そして、これから10年20年と壊れずにいてくれるなら、自分も子供も楽しめるわけですから。つまり、趣味というのは継続すればするほどコスパは高まるわけです!

最近、ブログをはじめて、やはりついつい「どうやったらアクセスは上がるのか?」ということを考えないわけではありません。必ず言われるのは「毎日必ず記事を一つはアップしなければならない」でもかりにピアノの練習をブログにすると、ある程度のレベルに達すると、ほとんど毎日それほどの上達は見られなくなります。

 

わたしには逆に「毎日アップされるようなものは大して価値がない」と思われてなりません。。。

そしたら、ジャーナリストというのはどうなるんだ? 良い質問ですよね。たいていのジャーナリストは朝から晩までクソみたいな情報を垂れ流しているだけですよ。

 


バイオリンの練習

バイオリンは最近はじめたので、自分でも日に日に上達しているのを感じます。やっているわたしは楽しいのですが、こうして録画して客観的に聞いてみると、やはりヒドい音ですね。

面白いもので、やっているときはけっこう良い音だと自分では感じているということです。

 

 ↑アマゾンでこちらの商品を購入したのですが、すべてセットで1万円!

この時点ですでにかなり高コスパなのですが、先ほどピアノの件で述べたことを考えるなら、もし今後も何十年も継続していくつもりなのなら、もうちょっと高価なものでも悪くないのかも知れません。まあ、とはいえ、これを購入した時はこんなにちゃんと継続するとは自分でも思っていなくて、たんに好奇心だったことを思えば、やはり高コスパ間違い無し!!

 


ER 救急救命室 過保護な母親、子供が胃潰瘍に。。。 日本語字幕版

ERのDVDを見る。

ずっとHuluを視聴していて、最近はアマゾンプライムビデオがかなり充実してきたので、Huluは止めてます。残念なことにHuluにもアマゾンにも定額制では「ER」が見れない。。。 そこでケチなわたしとしては珍しくDVDを購入しちゃいました!

今日の活動の中ではもしかすると一番の贅沢かも知れませんが、これもまた「継続>>>高コスパ」の法則にしたがって、何度も見ているわたしにはコストとしてはどんどん下がっているわけです。って、別に言い訳する必要もないのですが。。。

今ではハリウッドで確固たる地位を築いたかにみえるジョージ・クルーニーですが、聞くところによるとこのTVドラマがきっかけで仕事が増えていったのだとか。仕事面では正義感の強い小児科医なのですが、私生活では女ったらしで、でも、看護婦長のキャロルに未練が残りまくり。。。

さて、上の動画のシーンですが、どうやらあまりに母親が過保護でこんなに小さな子どもが胃潰瘍になってしまう。

最近、わたしの妻から、近所のママ友の話をいろいろと聞くのですが、やはりママたちのあいだでは「学校に行って、おとなしく授業を受け、ちゃんと宿題を出す子が良い子」という認識があまりに強いため、がちがちに型に押し込めようとしているように見受けられます。。。

このブログではまずは「グラフィックツール」からはじめて、初歩的なプログラミングへと展開していこうと考えています。うちの娘は今、メインの言語としては英語を話し、日本語のやり取りも日に日にできる範囲が広がっているのが見られます。こうして、多言語とデジタル技術を学んだのなら、まず食いっぱぐれることはないでしょう。逆にそれぞれの言語が中途半端にならないようにするには、かえっていろんな遊びを通じて、幅広い体験をすることが重要だと強く認識するようになっている今日このごろ。そういう観点に立ってみると、「現代の学校教育」というのは子供の能力を押しつぶしている場としか見えないんですよね。

うちの子はまだ4歳ではっきりとした成果は見えにくいので、もう数年したら徐々にわたしたちの教育方針の成果をお見せできると思います。 

 


現代のシルクロード デジタル技術は中央アジアに波及、そしてその先へ

↑こちらは中国のテレビ局制作のドキュメンタリー。

中国をいまだに見下している人はかなり多いですが、わたしからすればとんでもない「日本人の思い上がり」でしかありません。と言ったからとて、このドキュメンタリーをじっくり見ようともしないでしょうから、思い上がったまま10年20年と経った時には「えっ、そんなはずじゃなかったのに」と後悔することになるでしょう。 

ただ、まあ、残念なことに中国人も「学歴志向」が異常に強くて、中国の都市部では10年20年後にはロボットのようにただ知識をつめ込まれた、低能な人材ばかりで発展は停滞してしまうでしょうね。

でも、この動画を見てくれれば分かりますが、80年代以降の中国のすさまじい発展が中央アジアにまで波及し、今ではデジタル技術を駆使して、ヨーロッパの企業とも迅速に連携して「価値」を生み出している動きもあるのです。このブログを通して、「グラフィックツール」から「初歩的なプログラミング」を習得していただければ、しっかりとこれからの流れに乗っていける子供を育てられるでしょう。もちろん、子育て世代ではなくても、今からでも身につけておいて絶対に損はありませんので、毎日少しずつやっていきましょう!! 

 

 


Comedians in Cars Getting Coffee: "Just Tell Him You’re The President” (Season 7, Episode 1)

↑こちらは昨日のブログでも紹介しましたが、わたしのお気に入りの動画。

日本語版がYoutubeにはないようだったので、字幕を入れようと思ったのですが、今わたしが普段利用しているUbuntu16.04で無料で使える「動画編集ソフト Shotcut」は、とても評価が高いそうなのですが、字幕のように「テキスト」を入れるとなる、その分だけ動画を分割していかなくてはならず、まあ時間さえかければできることはできそうなのですが、今はまだ静止画の編集を始めたばかりなので、差し控えました。そのうち「動画編集」も取り上げたいと思いますが、今はひとまず、わたしの文章による解説でご勘弁ください。

わたしのお気に入りのシーンは5分54秒あたりで大統領がごっついキャデラックを指差して、「こいつはビーストって呼ばれてるんだ。まあ、言ってみれば戦車の枠組みで出来たCaddy(たぶん、キャデラックに対する愛称)だよ。(二人でクルマに乗り込み)まさにこの子犬ちゃんから、わたしは核潜水艦に司令を下すことができるんだ。まあ、君は持っていないだろうけどね」

ここでJerry Seinfeldというコメディアンは大爆笑するわけですが、たしかに、あまりにスゴすぎることを聞くとついつい笑ってしまいますが、北の将軍様とトランプがドタバタしている昨今、日本人としてはちょっと笑えないかも。でも、まあやっぱりアメリカ大統領というのは、最高の権力者だということが分かります。

大統領はこう続けます。

「しかも、クールな機能がついてて、シートが温まるんだよ」

Jerry「まあ、それは今ではどこにでもあるけどね」

ホワイトハウスの喫茶スペースまで移動し)8分47秒あたりでは、Jerryがこう聞きます。「下着姿で(ホワイトハウスの中の)どのあたりまでウロウロするの?」という下らない質問をします。こんなショーに出ちゃうところにオバマさんのスゴさを感じます。 

続いてこんな質問「夜はちゃんと寝れるの?博物館で寝ているような感じじゃないか」

大統領「最初の夜はそうだったよ。はじめて大統領として当選したっていうがやがやした要素。就任演説があって、200万人がいて、パレードがあって、とにかく大騒ぎ。そんなこんながあって、はじめてホワイトハウスでの夜が来るわけだよ。そしてまわりを見回してこう思うんだ。これはいったいどういうことなんだってね。博物館で過ごす夜、まあ最初の一週間くらいはそんな感じだったよ」

そして二人は席に着き(10:24)、Jerry「タンスの引き出しを開けたら、下着は一つのブランドだけ? 色はひとつだけ?」とまたしても下らない質問をします。が、これが相手がアメリカ大統領ともなると、こんな些細なことでも大きな意味を持ってくるのです。大統領は「そうだよ、それは重要なコンセプトなんだ」と答える。

そして話題はスーツの話に、

大統領「スーツは青かグレーしかない」、Jerry「黒はひとつもないの」「ひとつだけ持ってるよ」「でも、大統領には黒はRoughすぎるね、印象を和らげないと」「でも、わたしはCool Presidentだから」 「たしかに」

Jerry「ジョージ・W・ブッシュみたいにドアが見つからなくて、壁じゅうを探しまわったり、公の場で、階段から転げ落ちたりしたことはないよね? 今までの大統領生活の中で一番恥ずかしいのはどんな場面?」

大統領「これかもね(This may be it)」

 

(12:05) このあたりでほんのちょっと政治向きの話へ

Jerry「大統領が普段よくやり取りをしている人たちは、ほんとにスマートなの? それとも、たいていはただの頭でっかち(Headstrong agenda laden idiots)なの?」

大統領「議会(Congress)となると、たしかに幅があるね。(キミが普段やっているような)コメディに出てくるような馬鹿げた人たちもいるし」

Jerry「政治をスポーツに例えるなら、チェスみたいなもの? それとも嘘つきポーカー?」

大統領「それは面白いね。いい質問だよ。 基本的にはフットボールみたいなものだね」

Jerry「フットボール?」

大統領「なぜって、そこにはたくさんの選手がいて、ぶつかり合って、摩擦があって、でもそうこうしているうちに、ふとした瞬間、ぱっと開(ひら)けることがあるんだ。(ここでしばらくアメフトの用語を使いながら)少しずつ前進を試みているうちに、ときどき、穴が開いて、そこにオープンフィールドが見えるんだ」

次の質問もコメディアンらしい、馬鹿げた質問ですが、驚きの回答が!

Jerry「世界の指導者のうち、何人くらいが実は完全にイカれちゃってるの?」

大統領「かなり多いよ(Pretty sizable to say)」 Jerry爆笑

Jerry「そのうちの何人かは、しゃべっているうちに目を見てみると、うわー、コイツ、いっちゃってるよ」茶化しているようにも聞こえますが、大統領は思いのほか真面目に答えます。

大統領「そういうことはたぶん、より長い間、権力の座に居座り続けると、より大きな確率で起こるよね」うーん、たしかに自らも権力の座にいる者だからこそ、あながち笑えないことだということが大統領には切実に分かっているのが伝わってきます。

Jerry「特権というのは有害でもあるってことだね。悲しいけど。 地位や影響力を得るために苦労して、でもおカネっていうのは、ほとんど何でも出来ちゃって、そういうことが重なると判断におかしな影響が出ちゃうってことだ」

大統領「そのとおり! キミにもそういうことはあった?」

Jerry「ノー」 ここで大統領のほうから質問します。

大統領「どうしてそう思うの? 質問させてくれ。 キミは面白い男で、ショーに出れば、バカバカしいくらいの金額を手にするわけだ」

Jerry「ええ、大統領よりもはるかにたくさんもらってますよ」 オバマさん苦笑い。。。

Jerry「いったいボクはどういうふうに見えてるの? 甘やかされてる? 近寄りがたい?」

大統領「今のところ、いたってフツーの男に見えるけど」

Jerry「いつなんどき、ボクにだってそういうことが起こるとは限らない」

大統領「そういうこと。 もう少しこれを掘り下げてみよう。キミはこの問題をどう判断(Calibrate)してるんだい? 自分は単なるコメディアンじゃない。ユダヤ版の市民ケーンにだってなれる。どうやって”Keep respect”してるんだ」※すいません、「Keep respect」の良い翻訳が思いつきませんでした。どなたか分かる方がいたらコメントください!

Jerry「ほんとのところは、楽しい仕事があって、難しいけど面白くて、ボクがフォーカスしているのはそれだけ」